Back Number Vol.21~Vol.40 

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コラム「立石かずこのフェイスストレッチング」の
バックナンバーVol.21~Vol.40掲載ページです。
(2011年3月~2012年11月分掲載)


立石かずこプロフィール


・株式会社パーソナルカラー研究所スタジオHOW専務取締役
・フェイスストレッチング協会代表
・ビジネスマナー指導協会認定講師 ・日本顔学会会員
・カラー&イメージコンサルタント
・日本パーソナルカラー協会監事
・日本色彩学会会員

 
 
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  表情筋

  表情筋

先日、ある企画会社の方からサービス業務の方を対象とした社内報のご相談があり ました。
今回は「身だしなみ編」だったのですが、挙げてくださった項目の中に「疲れた顔をカ バーして元気な笑顔」と言うのがありました。
うれしかったですね。
そうです。サービス業務の方にとって、お顔を好感度の高い状態に整えておくのも身だし なみなのです。これはメイクや髪型だけではカバーしきれません。
そして、この部分は「すぐにそこで・・」と言うわけには参りませんので、普段から整え る努力をしていただきたいのです。

仕事の現場に出ている方の身だしなみは勿論ですが、この春就職の希望をしていた方々は どうだったのでしょう。相変わらず雇用情勢は厳しいようですね。
面接時の印象の大切さはよく言われますが、このときにも上記の身だしなみは物を言いま す。元気な笑顔で、表情豊かに、しっかりした話し方が出来たでしょうか。 それでなくても緊張で顔がこわばったりしそうな状況ですので、顔の体操で筋肉の緊張を ほぐし、柔軟にしておきましょう。

自然な笑顔のための頬の筋肉、
しっかりした話し方のための口周辺の筋肉、
すっきりと伸びた姿勢のための首の筋肉。
身だしなみを整える為には欠かせない部分です。
エクササイズのページにもいくつか載っておりますので、試してみてください。
勿論、普段から様々なエクササイズを繰り返し行っていただきたいのですが、店頭に立つ方も面接室に行く方も、その前にちょっと化粧室で・・なんてやってみるのも、お顔の緊張をほぐし、表現力を意識する助けになるかもしれませんね。(2011/03/10)

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東北・関東大震災から早くも一ヶ月経とうとしております。
被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。

1月のこの欄で仙台で暮らした頃の思い出を記したばかりでした。短い滞在期間でしたが、その間に例の宮城県沖地震を体験しておりますので、本当に他人事とは思えません。
東北の方々の落ち着いた地道な対応の仕方を今回の事とあわせて思い出しておりました。
その瞬間は本当に怖い思いを致しましたし、我が家も庭に面したガラス戸が全部飛び出したり、ブロック塀が倒れたり致しました。
でも、思い出に残っているのは、ライフラインの中で都市ガスの普及が一番遅れたとき、プロパンガスを使っているお宅が「お風呂に入りに来ませんか?」とお声をかけてくださったことです。そこのお宅の風呂場も壁が落ちたりしておりましたが、10日ぶり位で子供達とゆったり湯船につかる事が出来たのは本当にありがたかったです。

あの時とは比べ物に ならない今回の被害でしたが、日本人の冷静な秩序ある対応が外国のメディアなどでも取り上げられておりました。
大丈夫ですね!混乱なく立ち上がれますね!
亡くなられた方々は本当に無念であられたと思いますが、その方々も復興を望んでいらっしゃるでしょう。
私達も出来るお手伝いはさせていただきたいと、願っております。

今でも僅かな付き合いのある友人にお見舞い状を送ったら、大過なかったというお報せとともに、「先日前を通ったら、あなたが住んでいたお家も無事のようでしたよ」と書かれて おりました。
大通りから入ったあの路地、裏道を抜けると木々の間から見渡せた小学校の校庭、遅い春を一気に誇るような桜の開花・・・。
懐かしい風景にもう一度会いに行きたいです。

まだまだ余震は続いておりますし、福島の原発の問題も心配ですが、今回の事で「私達は繋がっているのだ」と言う普段は意識から落ちている当たり前の事柄が認識出来たように思いました。

被災地の皆様も、支援にあたっている方々も、どうぞお体だけは気をつけてください。 お大事に!(2011,4,10)

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   ヤン・リーピン

   ヤン・リーピン

ヤン・リーピンをご存知ですか? 
中国雲南省 少数民族ペー族出身の舞踊家で、今世界的に注目を集めています。 もしかしたら90年に北京で開催されたアジアオリンピック閉幕式の「孔雀の精霊」の舞い姿を記憶している方がいらっしゃるかもしれませんね。 昨年の春、東京で上演された「シャングリラ」の舞台を見てすっかりファンになってしまいました。
ぜひもう一度・・と思っておりましたら、この春 又の來日があり、すぐにチケットを確保した次第です。
今回のタイトルは「クラナゾ」。
チベット人の根底にある思想を探ると言う様な意味でしょうか。
一人の老婆が70歳を機に巡礼の旅に出る・・聖地に至る道をたどりながら、様々な人々の暮らし、儀式、祭礼などを体験し、最後に菩薩よって天空に導かれて いく・・・と言ったような構成なのですが、民族舞踊を高度な芸術表現に昇華させた舞台は、前回の「シャングリラ」をしのぐ圧巻でした。
ヤン・リーピンの「菩薩の舞」も勿論ですが、そのほかの様々な群舞・パフォーマンスも・・と書き始めるときりがないのですが、ぜひもう一度観たいものです。

今回この欄で取り上げたのは、彼女の筋肉ってどうなっているのかしら・・と思ったからです。
あれだけの表現をするのですから、鍛え抜かれた身体である事は間違いありません。
筋肉が鍛えられた身体と言うと、筋骨隆々・・とイメージしてしまいますが、筋肉があるの?と言うくらい細くたおやかな印象ですね。
でも、あのしなやかでありながらダイナミックな動きは、やはり鍛えられた筋肉の働きなのでしょう。
と、堂々巡りをしてしまいますが、筋肉の働きって素晴らしいですね。
私達も痩身でありながら良い姿勢を保ち、優雅にも力強くも振舞える体を作っておきたいものです。

そうです。お顔も無駄な贅肉を引き締めて、しかも様々な表現力を持たせたいですね。
そのイメージで毎日のフェイスストレッチング レッスンを行ってください。

現在、就職支援の講座でも筋肉レッスンを行っております。
顔も体も筋肉を柔軟にして表現力をつけることが、面接の場でも仕事についてからも、とても大切な事なのです。(2011.6.10)

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スタジオHOWでは只今厚生労働省支援の元に基金訓練講座を行っております。
接客に関わる仕事を念頭においている方が多く、ブライダル方面を目指している方もいらっしゃるようです。
あるホテル衣装部の職場見学の日に、丁度BIA(日本ブライダル事業振興会)の総会があり、立石はそちらに出席しました。
午前中は「ブライダルコーディネーター 接客ロールプレイング」の最終試験があって、大変興味深く拝見してまいりました。
ブライダルと言う晴れの日のお手伝いをする大事な役目の方々でもあり、フェイスストレッチング分野が普段提唱している事項が当然かかわるだろうと考えられ ましたので。  

プログラムに記されていた審査基準が下記4項目でした。
(新郎・新婦役への10分間の応対という設定で判定されます)
・ 好感度(身だしなみ、いきいきした表情、美しい所作、はきはきした受け答えなど)
・ コミュニケーション力(挨拶、言葉遣い、ニーズを引き出す会話、正確な聞き取り)
・ 販売力(適切な説明、ニーズに合わせた提案・アドバイス 客への気配り・気遣い)
・ お客様役から見た好感度 (新郎・新婦役の俳優が感じたこと)
ファイナリスト10名の方のロールプレイングでしたので、皆様それなりにお上手でしたが、同じ設定、同じ様な会話内容の10分間だっただけに表現方法の差が歴然として、なかなか面白かったですね。
いずれにしても、舞台上で行われている事を離れた所から見ていると、表情・態度・話し方といったノンバーバル・コミュニケーションが印象に大きく作用する のだとあらためて感じられた事でした。
自分の目からは見えないだけに、つい意識から遠のいてしまうこれらの事を、もっと体に覚えこませなければいけませんね。

私どもの講座を受け ていらっしゃる方々にも、もっと認識していただきましょう。その一番基本になるのが、顔も体も柔軟な筋肉を保っておくことです。
日常生活の中での鍛錬が必要になってきますが、初日の講話でも申し上げました。「美容面にも、健康維持の面にも効果があるのだから、遣り甲斐はあるでしょ う!」と。
(今回の受講生は全員女性でしたので)(2011.7.10)

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私共の近所 墨田区を中心に活動している新日本フィルハーモニー交響楽団は、下町にふさわしく大変親しみやすいコンサートをいつも提供してくれています。
夏にはサマーコンサートがあるのですが、ロビーでは墨田のお土産祭りなども開かれ、ちょっとした夏祭りムードです。
何よりも楽しいのは、指揮者以外は皆様Tシャツでの演奏なのです。
“Tシャツでクラシック”なんて演奏会に行かれたことがありますか?

今回のタイトルは
〔東京スカイツリー~ ヘンデル(オカン)とモーツアルト(ボク)と、時々ハイドン(オトン)~ のある日〕 どこかで聞いたようなタイトルですね?

前半はピアノ独奏によるヘンデルの〔水上の音楽〕第一曲アレグロで始まり、ハイドン、モーツアルト、とタイトルの一家の曲が続きました。(ボクのナレー ション付です) 

そして休憩の後がベー トーベンの「運命」でした。
想像できますか。あの冒頭の「〔ン〕タタタターン」が全体のテーマになっている勇壮な曲をTシャツで演奏するのです。
想像していたときは違和感があったのですが、始まってしまえば、第一楽章から第四楽章までぐんぐんと積み上げていくような曲の構成に、満員の観客全体が飲み込まれてフィナーレを迎え、最後はスタンディングオべーション・・・。
別世界に案内されたような、体中に活力を埋め込まれたような気分で、スカイツリーの見える会場を跡にしたことでした。

ここだけでなく、最近はクラシックの生演奏が身近に手軽に聴けるようになったのですね。 クラシックの演奏だけでなく、オペラもバレーも芝居も・・、世界中の様々なアイテムが普段の生活の中で楽しめます。
昨年でしたかしら、午前中にセーンジャーの馬頭琴のコンサートを聴き、午後はヤングアメリカンズのショウを見に行く事になった日がありました。
どの分野に関しても私はあまり専門的な知識を持っていないのですが、双方の醸し出すまったく異なったムードに、世界が広いなと言うことと日本の文化の豊か さを思ったことでした。

Tシャツの話に戻ります。
昨年とは異なって色の種類が多かったのですが、あれはどのように決めたのでしょうね。
一言で言えばどの色も〔ブルー〕と言えるのですが、彩度も明度も様々、またイエローベースもブルーベースもありで、全部で7色でした。
少々カラリストの意識で眺めてまいりました。

さて、最後はわれらがフェイスストレッチングの話題で締めます。
観客の大きな拍手で何度も舞台に呼び戻された指揮者 大友直人氏の笑顔がステキでした!!(2011.8.10)

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伊藤病院

伊藤病院

久しぶりで表参道の甲状腺専門病院にいってきました。午前中だけで700人くらいが受診するとも言われている全国的に評判の病院です。
それだけの方が診察室や各検査室に移動・出入りをするわけですが、ざわざわと混雑して・・と言う印象はまったくないのですね。静かで落ち着いた雰囲気です。
受付・診察室・検査室の各フロアに「確認くん」と言う機械が設定され、診察券を入れると、どこに移動したら良いか、担当医の名 前、待ちの人数は・・と提示されます。そして順番が近付くとモニターに受診番号が表示され、その近くで待つという態勢に入ります。
また、携帯電話からでも「確認くん」にアクセスできるようになっているので、待ち時間も上手に使え、混雑も緊張状況もありません。
勿論、受診後の会計も何台もある自動精算機で簡単に。
30年ぶりくらいで行った私は「へー?」とあちこち見回したり、診察券を入れて確認したり、持参の短編小説集を読み進んだりして、3時間近い待ち時間もあまり苦になりませんでした。
さすが機械化の現代、随分便利になったものですね。

でも・・・。でも、です。
何よりも頼りになり,心強いのは担当医の親切な対応であり、看護婦さんの優しくわかりやすい説明なのです。妙な質問にも、理解できない様子にも静かに答えてくださる暖かな笑顔にホッとする方は多いでしょう。こちらの病院はいわゆる外科や内科ではないので、いかにも病人・・と言う感じの方はいないのですが、とにかくそこにいるのは病を持った方々なのですものね。
私共のフェイスストレッチングも大病院のお医者様・看護師さん対象セミナーをあちらこちらでさせていただきました。「医者も接 客業なのですよ」とおっしゃった先生もいらっしゃいましたが、ノンバーバルコミュニケーションの必要を感じてくださってのご依頼であり、私共もその想定の元に必要な実習を組み込んで行ってまいりました。
でも、自分が患者の立場に立ってその場に臨んでみると、その実感は又大きな意味を持ってまいります。
ご専門の分野に関して気の抜けない大変なお立場は重々察しがつきます。患者さんはそのお力に全面的に頼っています。それに加えてもっともっと温かな表現力で、患者さんの強い味方になってください。
(写真 伊藤病院webサイトより)(2011.9.10) 

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当時の読売新聞

当時の読売新聞

10月の声と共に季節感も一転し、仕事もあわただしくなってまいりました。
実りの秋にふさわしく、様々な方面からセミナーのお話などがあるのですが、感慨深いご依頼がひとつありました。
今月22日(土)23日(日)に東京国際フォーラムで「口腔保健フォーラム2011」が開かれます。日本歯科医師会と読売新聞東京本社の主催です。
「歯と口から始まる健康ファミリー」と題されたこのイべントは、親子を対象に歯や口の健康状態を保つ方法を楽しく知っていただこうというものです。
「孫達を連れて行きたいなア」と思うようなステージもあるのですが、私どもは小さなブースを頂いてステージの前後、計16回にわたってフェイスストレッチ ングのミニレッスンを致します。「歯と口の健康は顔の筋肉と関係がある」と言うテーマからのご依頼で、永い間歯科関係の先生方にご理解いただき、こちらも ご協力をしてきたことが認められたのかとうれしく思いました。
でも、感慨深かったのはその会場と主催新聞社が私どもに取って忘れられないところだったのです。
12,3年前のことになるでしょうか。読売新聞「わたしと仕事」欄で立石のフェイスストレッチングが取り上げられ、大変反響があったということで、読売新 聞社主催セミナーのご依頼をいただきました。その時の会場が開館して間もない話題の東京国際フォーラムだったのです。

大変緊張してお引受けしたセミナーでしたが、最新の設備なども使用させていただき、抽選で選ばれた受講生の方々も大変熱心で、最後に皆様と記念撮影をして盛況のうちに終る事が出来ました。 その様子が新聞紙上で大きく取り上げられ、フェイスストレッチングは一躍 日のあたる場所に出て行ったと言う様な経緯があったのです。

この分野は、様々な方面のご協力を頂いて今のように知られるようになったのですが、このときのご対応の有り難さは今も心に残っております。

セミナーの準備も当日もアシスタントとして一生懸命サポートしてくれたスタッフ達が、今は経験豊かな講師となり、今回皆様を楽しませる役目に回ります。
イべントの中の限られた時間ですので、全容をお伝えすることはできませんが、顔の筋肉が美容面、コミュニケーション面のみでなく、健康面にも深く関わって いることを多くの方に認識していただきたいと思っております。

さて、このような感慨から現実に戻ってみると・・・、皆様だってこの時期ですもの、健康も大切だが夏の疲れた顔をすっきり見せたいと内心願っていますよ ね。
最後に顎をスッキリさせるエクササイズを二つ、ご一緒にやってみましょう。
お口の健康にも関わります。

*二腹筋のエクササ イズ(二重あご対策に効果的)
① 背筋を伸ばし、ゆっくり天井を仰ぐ 5秒
② 口を大きく開ける         5秒
③ そのままで            5秒 
④ 上を向いたままで、口を閉じる   5秒
⑤ 自然の状態にもどす        5秒
(3回繰り返しましょう)

*顎舌骨筋のエクサ サイズ(舌に力をつける事は健康にも関わります)
① 背筋を伸ばし、ゆっくり天井を仰ぐ 5秒
② 舌を垂直に出来る限り出す     3秒
③ そのままで            5秒
④ 舌を引っ込める          3秒
⑤ 自然の状態にもどす        5秒
(3回繰り返しましょう)

何れも無理のないように、ご自分のペースから始めてください。
普通の状態で舌を出してみる事だって効果があるのですよ。
( あごの下に感じる所があるでしょう? )(2011.10.10)

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一ヶ月経つのは本当に早いですね。前回の続きです。  

懐かしの東京国際フォーラムで開かれた「口腔保健フォーラム2011」のご報告です。
チラシをご覧頂いてもわかりますように、口腔ケアの大切さを楽しく知っていただこうとの目的で、小さなお子様連れのご家族を対象に開かれたイベントです。  

初日は前日からの雨で心配したのですが、2日間とも大勢の方がお集まりくださり、本当に賑やかな会場でした。
私共のブースではステージの前後に2回ずつ、ママたちを対象にした15分のミニレッスンを行う予定になっておりましたが、天候・ステージの進行・人の流れ・お子様同伴など読みきれない条件の中で、予定通りには中々参りません。イベントはどこでも臨機応変を求められる事が多いのですが、今回もベテランの講 師たちが上手に進めてくれました。

お子様のためのレッスンなのですか?と思われる様な回もありましたが、楽しいお顔を手鏡に映しながらのレッスンと言う事もあり、幼稚園くらいのボクやワ タシが熱心に取り組んでいましたね。
そうです。お子様にとっても必要な意味を持つエクササイズなのです。以前ポプラ社発行の児童図書の中でもとりあげていただきましたが、小さいうちから口唇 力と噛む力をつけておく事は健康維持に繋がります。
最近の子供たちの食べ物は柔らかい物が多すぎるといわれておりますが、口の周りに力がなくなるとポカン口になってしまう傾向があります。そうすると、本 来鼻で浄化されて入るはずの空気が雑菌を含んだまま口から入り、アトピーや喘息の要因ともなるとか。

子供ばかりでなく大人もですが、噛む力をつけておく事はとても大切です。
しっかり噛まないと唾液が分泌されません。
「唾液こそ若さの秘薬」と書かれている本もあります(知恵の森文庫「不老は口から」)。
簡単に唾液の働きを抜粋しておきますと
・嚥下作用を促す ・消化作用、抗菌作用の促進 ・粘膜の保護、修復作業
・歯の保護、再石化作用 ・活性酸素を除去する ・ストレスの解消

口の周りに力をつけておく事はフェイスラインを整える、しっかりした話し方に繋がる・・と言うばかりでなく、健康面からも大切なのですね。

では、口唇力と咀嚼に関わる筋肉を試して見ましょう。
ゆっくりと、まずはご自分のペースで。

*口輪筋のエクササイズ(美しい口元と健康維持のために)

①口をすぼめて、前 方に突き出す  3秒
②そのままで           5秒
③すぼめた口を元に戻し、歯を巻き込んで外側いっぱいに引く 5秒
④そのままで           5秒
⑤自然の表情にもどす       5秒
(3回繰り返しましょう)

*咬筋のエクササイズ(顎のたるみを防ぎ、噛む力をつけよう)

①奥歯を強くかみ締める       3秒
②そのままで            5秒
③自然の状態に戻す         3秒
(3回繰り返しましょう)

口の周りが暖かくなってきませんか? 血行もよくなってきます。(2011.11.10)

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『ものがたり  ある小さな島。その島民の言葉には色があり、それぞれ異なる固有の色を持っている。いつどこで発言しても、その色によって誰の言葉かが特定できてしまう。そのためこの島の住民はいつも慎重に発言し、決してうそをつかない。・・・・・』
いつでしたかしら、新国立劇場に行った時に、上記のような解説が付いた芝居のご案内を頂きました。『イロアセル』とタイトルが付いておりました。

私もカラリストの前歴を持っておりますので、「フーン、このような色の使い方もあるのね。なかなか面白そう・・」と思っていたのですが、結局観に行く事は出来ませんでした。 舞台上でどのように表現されたのでしょう。観客を納得させるような舞台装置や照明はどのように工夫? 又、『舞台上で発する声に反応して、投影される色が形を変え・・』とありましたが、それぞれの役の声をどのように表現?・・作り上げるまでの裏作業を覗いて見たいと思ったことでした。

この芝居の観点とは少しずれますが、私どもスタジオHOWが取り組んでいるのは「パーソナルカラー」と言う分野です。
「その方の肌のいろ、目の色、髪の色などから分析して、その方を一番引き立てる色の特色を掴み・・・」と言うことなのですが、今回思いました。「声とのバランスは考慮しなくて良いの?」と。
だって、そう思いません? 明度も彩度も低い渋い色の洋服をお召しになった方が、甲高い声でお話になったら・・・? 
ありえないのかしら? そのような色の似合う方は落ち着いた声で静かにお話になるのかしら?・・・自然に?
それともプロとしてはそこまで考慮に入れてお似合いの色の分析を行う?
または色分析をした後のアドバイスの時に、「落ち着いたお話の仕方をなさる方が全体の雰囲気が整って・・」などと申し上げることもあるのかしら?
でも、そのあたりも総合してその方の魅力の結集ですよね。
等と、堂々巡りをしてしまいますが、もしカラリストとして活躍していらっしゃる方がこれをご覧になったら、ぜひご意見を承りたいものです。

さて今回はどのようなエクササイズをご披露しましょうか。
喉を締め付けない話し方をするために「顎舌骨筋」はいかがでしょう。
美しい首筋を作るためにも、いびきや無呼吸症候群の予防にも関わる筋肉です。

■顎舌骨筋のエクササイズ■
① 背筋を伸ばし、ゆっくり天井を仰ぐ  5秒
② 舌を垂直に出来る限り出す      3秒
③ そのままで             5秒
④ 舌を引っ込める           3秒
⑤ 自然の状態にもどす         5秒
(3回繰り返します)

舌を出す事も簡単な様でいて、出来るだけ垂直に・・と言うのは難しいかもしれませんね。
無理のないように、少しずつ慣れて行ってください。 (2011.12.10)

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皆様はどのような新年を迎えられたでしょう。
昨年は本当に「激動の・・」と言う様な一年でした。
普段はあまり意識しない他人の生活をこれほど心配した事もあまりなかったのではないでしょうか。
年賀ハガキにも「おめでとう」とか「お慶びを・・」と書く事がためらわれた事でした。

そのような中ですが、私共はありがたいことに忙しい新年が始まりそうです。
年初早々NPO法人FBO様のご依頼により東洋大学国際地域学部国際観光学科の3,4年生を対象にしたセミナーをさせていただきます。
就活の為とこのような分野に携わる方の社会人としての心得と言った目的でしょうか。
月末には酒学講師講習会カリキュラムの一端を受け持たせていただきます。
又、小学校の先生を対象にした雑誌の取材・撮影も入ります。
月半ばからは、ベーシックコース、講師養成週末コースのレッスンも始まると言うなかなかあわただしい1月です。

続いて入ってきている商工会議所、保健センターなどのご依頼を眺めましても、フェイスストレッチングが様々な方面に認識していただき、活用されてきているのを感じます。
私達が願ってきた事が浸透しつつあるのでしょうか。
フェイスストレッチング協会の認定講師の方々からも、なかなか楽しい報告が入ってきます。

私共も心して皆様のお役に立つような進め方をしてまいりたいと、スタッフとも話し合ったことでした。
今後ともご支援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

まだまだ厳しい状況の中にいらっしゃる方々も多いと思いますが、本年がどなたにとっても一歩前進の年になりますよう心よりお祈りいたします。 (2012.1.3)

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今回も言ってしまいました。『講師に必要なのは好奇心とおせっかい心なのよ』と。(「おせっかい心」等と言う言葉があるかどうかはわかりませんが)
フェイスストレッチング講師養成コースが佳境に入ってきました。はじめのうちは心もとなかった方々の「教える立場の実習」が、回を重ねるごとに自信がほの かに見え始めて・・・。その姿を見ているのはとてもうれしいのです。
今回の皆様もそれぞれの持ち味で良い講師になられるでしょう。

先日は外部団体様のご依頼により「日本酒学講師講習会」という2日間に渡る講習会の中で「素敵な笑顔の作り方」と言うセミナーをさせていただきました。最 後に撮った記念写真も送ってくださったのですが、皆様良い笑顔でした。
コミュニケーション力のある講師として日本酒の魅力を伝えていかれる事でしょう。

先月は小学校の教師を対象とした雑誌の取材もありました。
教師と講師、はじめの一文字が異なりますが、求められる要素は同じでしょう?

講師と言う仕事の『ヤリガイ』は何でしょう。
他の方に様々なことを教えて差し上げたい・・・、その方を目的に沿って仕上げて差し上げたい・・・Etc. 考えてみればおせっかい以外の何物でもないで すよね。
でも、それが講師の遣り甲斐でしょう?
そしてそのためには様々な知識・技術を自分のうちに溜め込んでおかなければなりません。
このように分解して書くとなんだかいやらしくなってまいりますが、これが苦にならずに、特に意識もせずに熱を持って積み上げていけるのが講師に必要な要素ではないのかしら。

今年は年初からいろいろな方面の講師を目指している方々に接することになりましたので、あらためて意識をしてしまいました。

何のとりえもない私ですが、好奇心に釣られてあれこれとやってまいりました。そこから得てきた物もたくさんあります。又、それらを統合して、ご興味のある方にぜひ伝えたい!・・・と思っている私も確かにおせっかいですね? ・・・うん!! (2012.2.10)

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シルバーパス、シニアサービス・・・表現は様々ですが、最近 年齢の高い層へのサービスがあれこれありますね。
最近・・ではなく以前からあったのかもしれませんが、立石もその年齢になってあんな事もこんな事も、と目に付くようになったのかもしれません。
シルバーパス・・年に一回大変お安い価格でパスを購入すると、都内路線バス、都電、都営地下鉄が乗り放題です。
映画館のシニア割引・・映画は芝居などに比べると本当に安く楽しめるのですが、なお安くなります。

そう言えば、観たい映画もいろいろあるのですがなかなか行かれません。
他にもシルバー、シニア対象のサービスがありますか?
高級料亭のお料理も・・なんてさもしい事を考えるのは、はしたないですね。

これからが本題です。
今 年に入って、自転車の通行路について大変厳しい規制が行われるようになりました。私も自転車愛用者なのです。自転車マークのない一般的な歩行者通路は基本 的には避けなければならなくなってまいりました。確かに歩行者として歩いているときには「危ないなー」と思うこともあります。
自転車も車両とみなされると言う事で車道を走るのは良いのですが、駐車中の車が多く、それを避けて走ると脇で走行中の車はさぞかしヒヤヒヤしていると思い ますし、自転車側としてもドキッとする事が多いです。 省エネで小回りが利く大変便利な乗り物が、あちらでもこちらでも邪魔にされ肩身の狭い思いをしている、と言うのが現状ではありませんか。

ところが先日、このようなニュースを耳にしました。「13歳以下と70歳以上は自転車で歩道を走って良い」と定められているのだと。
そうなんだ、そうなんだ! ここにもお子様割引とともにシルバーパスがあるのだ!
でも、その証明は? 首に生年月日を書いた札をぶら下げる? それとも顔パス?
映画館のチケット売り場で顔パスが通るのは複雑な気分、と言っていた友人がおりましたが、ここはもっと厳密ですね。
「歩道を走ってはいけません!」と呼び止められると思わずニッコリしてしまうかしら。

これからシニア層の方々とレッスンをする時のキャッチフレーズが決まりました!
“顔パスの通用しない顔を作ろう!!”
さあ、皆様とご一緒にフェイスストレッチングのレッスンを頑張りましょう!

真面目に本題に戻って締めくくりますが、歩行者、自転車、自動車、どの立場からも充分に気を配りながら、お互いの便利な手段を安全に有効に使って、この忙しい生活を支えて行きた いですね。
(2012.3.10)

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我が家の近く、親水公園沿いの桜が咲き始めました。
今年は大分遅かったのですが、さすがにこの陽気です。

このコラムがアップされる頃には小学校の新学期も始まっていますね。
学校の校庭に桜が必ずあるのは、丁度その頃に満開になるからなのでしょうか。
記念写真の背景としては本当に春らしく、新生活に向けての華やぎがあります。

話は変わりますが、年末から年初に掛けて取材があり「小三教育技術」「小四教育技術」にフェイスストレッチングが取り上げられました。小学校 学級担任のための応援マガジンなのですが、いろいろ参考になる話題が載っております。
今回フェイスストレッチングを取り上げた目的は、新しい学期の新しい顔合わせで、生徒からも保護者からも「親しみやすい」「頼りになりそうな」先生と思っ てもらえるよう、表情と態度を意識して「好印象を手に入れよう」と言った所でしょうか。

確かにどのような場合でも同じですが、第一印象はとても大事です。そしてその印象がその後永く尾を引きます。
特に学校の先生には大勢の目が集まりますし、学級担任ともなれば当然話題にも上りますので大切な場面ですね。

先生だけでなく、私達も陽光まぶしいシーズンの新しい出会いのために、お互いにもう一度表情に意識を持って整えて置きましょう。

今回は印象を決定する笑顔をもう一度見直してみましょうか。こんな事もやってみてください。
・まず鏡を見ずに笑顔を作って、そのまま鏡を見てください。
・想像していたような笑顔をしていましたか
私達は意外に自分の意識と実際の表情が異なっている事が多いのです。
以前にも登場いたしましたが、もう一度笑顔レッスンをして見ましょう。

*まず細めのストローを横に軽くくわえてください。
*そのまま頬を上げて行きます。口角も自然に上がっていきましたね。
*このくらいが笑顔として丁度良いかなと思ったところで10秒ほど静止。
 頬の筋肉に感触を覚えこませます。
*次にその感触を頼りにストローを使わずに引き上げてみてください。
 口元もゆったりと、目も優しい印象になりましたか?

口元に力の入った笑顔はいわゆる「作り笑顔」と言う印象を与えてしまいます。このレッスンのように頬の筋肉を使った笑顔は目元もほんのりとやさしい印象に なりますし、口元が自由ですので笑顔のままでお話もできます。
初めのうちはぎごちないかも知れませんが、繰り返しやっていただくと自然な表情が作れる様になります。 試していただいてお解かりのように、これは頬のリフトアップの効果もあります。頬に共鳴させたゆとりのある話し方にも繋がります。
一石何鳥の効果でしょうか。

主に関わるのは頬の3本のサスペンダー〔上唇挙筋、小頬骨筋、大頬骨筋〕と笑筋です。
「・・・?」と言う方、もう一度思い出してくださいね。
(2012.4.5)

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以前にEライン美人のお話しをしたことがありましたね。
顔を横から見たときに鼻から口、顎への線が丁度アルファベットのEの字に見えるから・・とも、エステティックラインの略とも言われていますが、横顔の綺麗な人のことです。
自分ではつい正面からのみ見てしまう顔ですが、他人からは意外に横顔がチェックされます。
鼻と顎を結んだ時にそのライン上、もしくはその内側に口がある・・これが横顔美人の条件とも定義付けられています。
三面鏡をいろいろ動かしながら、ご自分の横顔をチェックして見ましょう。

先日面白い記述を目にしました。
今ちょっと話題になっている小説の中に「ハリウッドライン」と言う表現が取り上げられていました。ハリウッドのいわゆる美人女優さんの口は必ず鼻と顎を結んだラインの内側にあるとのこと。
確かに欧米系の美人は鼻が高いですし、顎も細くしゃくれたようになっていますから、当然 口はそのラインにも触れずに中に納まりますね。
往年のエリザベス・テイラーや、切手にもなったこのオードリー・ヘップバーンの横顔写真を見ても本当にきれいです。

われわれ日本人の顔はそのように凹凸がありませんので、少々難しいかもしれませんが、横顔を見た時に口がそのラインより明らかに外に出ている・・と言う印象は出来れば少し緩和したいですね。
もう一枚のきれいな横顔写真は韓国女優のハン・へジンですが、ハリウッドラインほど極端でなく、でもほんのりと優しくラインの中に修まっています。

さて、ここからが表情筋の活躍です。
三面鏡で横顔を写しながら、まずは全然力の入らない(だらけた?)顔をしてください。下手をするとラインから口が外に出そう?
では、次に頬と口の周りの筋肉を駆使しながら頬を引き上げて行って見ましょう。口元も引き締まりました! 
どうですか? ラインの内側に口が修まって来ましたでしょう。正面から見たお顔も勿論ですが、横顔の印象も随分変わりましたね。
ふだんこのあたりの筋肉を使っていないと、この状態をキープするのはなかなか大変ですが、いつも申し上げているように“ほほえみ”の印象がキープできている方にとっては何でもない事ですね。
さあ、ご自分がお持ちの顔の筋肉を充分に使いこなしてあげましょう。
そして、横顔にも意識を持ってください。
(2012.5.10)

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中学・高校時代の友人が中心になって年に2,3回「文学・歴史散歩」と言う催しが行われます。早いもので、もう10年以上も都内近郊をあちらこちら歩き回ったのですね。 今回は世田谷城址でした。本当に広かったであろう世田谷城の跡にある街並み、神社・仏閣と史跡めぐりをしました。
井伊直弼、桂太郎、吉田松陰・・と歴史上 馴染みのある顔ぶれのお墓もありましたが、有名な豪徳寺には招福堂があり、招き猫が鎮座しておりました。

引率の先生(友人の義弟なのですが)から下記のような説明をうけました。
今でこそ荘厳な趣の名刹として知れ渡っている豪徳寺もかっては少数の雲水が修行をするくらいの貧寺だったのだそうです。

そこの和尚さんが猫を愛し、自分の食事を与えてわが子のように育てていたのですが、あるとき「汝我が愛育の恩を知らば何か果報を招来せよ」と言い聞かせました。
すると、ある夏の昼下がり門の辺りが騒がしくなり、鷹狩とおぼしき武士五六騎が和尚に向かって「当寺の前を通過せんとするに、猫一匹われらを見てしきりに手招きする様不審なれば尋ねいるなり」と寺に入り、丁度降ってきた夕立を避けて休息を取りながら和尚の説法を聞き、大喜びで帰依の念を表したとのこと。この武士が彦根城主井伊直孝で、この後井伊家の菩提所となり、多くの寄進も寄せられ一大伽藍となった由。和尚はこの猫の墓を立てて懇ろにその冥福を祈ったのだそうです。ゆえに猫寺とも呼ばれて、やがてこの猫の姿形をつくり招福猫児と唱えて拝めば吉運がやってくると伝えられ、後世まで皆の祈念の対象となってまいりました。
(豪徳寺招福猫児案内より)

あの猫は毛繕いをしていただけなのだ、との説もありますが、確かに猫にはこちらのうかがい知れない神秘性を感じる事がありますね。
我が家の周辺にも顔なじみの猫ちゃんたちが何匹もいるのですが、あの可愛い手で福を招き寄せてくれないかしら。

エーと、エーと、今回の話題はどこでフェイスストレッチングと繋げたらよいのでしょう。 散歩に一緒に参加したバスケット部の後輩から「今もお顔のレッスンをしていらっしゃるのですか?」とお尋ねがありました・・。
現在、人相学をわかりやすく伝えていらっしゃる先生の出版にお付き合いさせていただきまして、「幸せをつかむ顔トレ」の部分を担当しております。
どなたにも招き猫ならぬ「幸せ招き顔」になっていただきたいですね。
(2012.6.10)

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歌舞伎座

歌舞伎座

一昨年は歌舞伎座の建て替え直前と言う事もあって、近年では稀な皆様の観劇ブームだったようでしたが、昨年から今年も何かと話題が多いですね。
勘九郎丈の襲名に伴う平成中村座の7ヶ月に及ぶロングラン。
続く先月,今月が、猿翁・猿之助・中車・團子と澤瀉屋4世代の襲名,初舞台披露。

一口に古典芸能と言いますが、歌舞伎役者の活躍も又様々です。
三代目猿之助丈(現猿翁)のスーパー歌舞伎も賛否両論だったと思いますが、彼が革命児だった事は周知の事実でしょう。

パンフレットより

パンフレットより

ご自分の現在の立場を守りつつ、確実に新しい世界を観客に提供し続けている歌舞伎役者の一人が坂東玉三郎丈です。
古典歌舞伎の舞台での凛とした立女形ぶりは本当に魅力的ですが、「海神別荘」などの舞台演出や映像作品の映画監督としても高い評価が寄せられました。どちらかと言うと保守的な感覚の立石ですが、太鼓芸能集団「鼓童」との共演、演出の舞台も大いに楽しませてもらいました。 今回その玉三郎丈がコンサートを開くということで「へー?!」と思いながら、早速チケットを入手し、行って来ました!

満席の観客は誰しも「あの玉三郎がどのような歌い方を?」と言う興味でいらしたようですが(立石もです)、曲はジャズのスタンダードからシャンソン、カンツォーネ、ボサノバ 日本のポップソングと幅広く、まさにタイトル通り「世界の旅」でした。
ほとんどの曲が自分で日本語に訳した(と言うより表現した)歌詞だということで、よく耳にする曲が又異なった風情で聴かれました。
その言葉がはっきり耳に届くのは舞台修行の賜物? 
そういえば何歳になられたのでしょう。あのいつまでも年齢不詳の若さの秘訣は口の周りの筋肉をしっかりと鍛えている事も大いに関係していますよね?等とチョッと我田引水。 歌唱表現は、このように申し上げたら失礼になるかもしれませんが、素直に、初々しく・・可愛らしくもみられ、歌舞伎の舞台で見る印象とは異なっておりました。そのムードと世界の様々なジャンルとの組み合わせが、また不思議な色気を漂わせていたのでしょうか。

ポスターより

ポスターより

でも、玉様・・・私は、凛として華やか、そして役によってスッキリと粋な面を見せる歌舞伎女形の玉様の方がやはりうっとりと引き込まれます!

お隣に座った同年代のおば様とも話していたのですが、なんと言っても中心になる歌舞伎座の復活によって又来年盛り上がるであろう歌舞伎ブームが、どのような形で定着していくのでしょうね。
(2012.7.10)

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国立競技場

国立競技場

ロンドンオリンピックの話題が連日テレビ・新聞をにぎわせています。
先日の開会式も、聖火の点灯も含めなかなかユニークでした。
日本選手団の活躍も期待できますね。

思い出しました、東京オリンピックを・・・。
あれは私が社会人になって2年目の事でした。
何かルートがあったのでしょうか、会社が開会式のチケットをまとめて購入してくれましたので、仲間達とそろって出かけました。
先日移転した千駄ヶ谷事務所が国立競技場のそばと言うこともあり、何かあの頃が懐かしく思い出されております。

東京オリンピックマラソン

東京オリンピックマラソン

青空の下、最後を飾る日本選手団の見事な入場行進、昭和天皇の開会宣言、スモークで空に描いた五輪のマーク・・・。
アベベ・ビキラ、円谷幸吉、と言う様な陸上選手の名前も浮かんできます。二人ともアスリートとしてはストイックなタイプでしたね。・・・あの裸足の優勝も、あの哀しい遺書も・・・。「そう言えば・・」と思いだされる方は私の年代に近いでしょうか。
その開会式を待つ間、とても日差しが強く、暑かったのも印象に残っております。10月でしたのに。

今年の夏も本当に暑いですね。
だらけてしまった体の血行を少々よくしてあげましょうか。
首、あごのあたりの筋肉を少しほぐしてみてください。


*頬のエクササイズ(大頬骨筋)*

 ① 口を大きく開ける       5秒
 ② 口角を上に引き上げる     3秒
 ③ そのままで          5秒
 ④ 自然の表情にもどす      5秒
 (3回繰り返します)

*首のエクササイズ(広頚筋)*

 ① 背筋を伸ばし、ゆっくり天井を仰ぐ  5秒
 ② 下唇と下あごを押し出す       5秒
 ③ そのままで             5秒
 ④ 自然の状態にもどす         5秒
 (3回繰り返します)

*首のエクササイズ(胸鎖乳突筋)*

 ① 首を右いっぱいに回す        3秒
 ② そのままで             5秒
 ③ 左いっぱいに回す          5秒
 ④ そのままで             5秒
 ⑤ 自然の状態にもどす         5秒
 (3回繰り返します)

最後にゆっくりと首を前に倒して、後ろの僧帽筋辺りもしっかりと伸ばしましょう。
少しスッキリとしてきましたでしょう?
(2012.8.3)

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5,6年前のことだったでしょうか、男性のお名前で例のスーパームック「フェイスストレッチング」をまとまった冊数で何度かご注文くださる方がいて、「どのような方?」と事務関係で話題になったことがありました。
その後「眼科のクリニックです。瞬目不全の患者さんに見てもらって好評です。30冊ぐらいずつまとめて購入したいのですが・・・」とのご要望が注文に添えられてきて、納得をするとともに、このような方面の活用もあるのですね、と嬉しく思ったことでした。

この度 その沖縄の石川眼科医院院長 石川秀夫先生から「ドライアイは 自分で治す 努力で治る」というタイトルの著書が送られてまいりました。 今回のタイトルに使わせていただいたのは、その本のキャッチコピーです。

この本の編集者が「瞬きマニア」と呼んでいるように、石川先生は“瞬きがきちんと出来ているかどうかが、目の症状に大きく関わっていると”と主張し続けてきた方なのです。
ドライアイ、涙目、疲れ目、違和感、かすみ目、しょぼしょぼ感・・・誰しもひとつやふたつは思い当たることがある項目です。病気という程のことではなくても、本人にとっては鬱陶しいですね。

本にもDVDが添えられておりましたが、このような患者さんの瞬きをビデオに撮ってスロー再生をしてみると、きちんと閉じられていない・・つまり瞬目不全なのだということに先生は気がつかれ、その対策を患者さんに指導してこられたのです。

皆様もご想像が付きますように、瞬きがきちんとできていないのであれば、目の周りの筋力が重要なキーワードになってきますね。
一般的な眼科では目薬を出して症状を軽くする・・ということで済ませている対応を、石川先生は本人にビデオを見せて解説し、眼輪筋を鍛える方法を教えるという根本的な治療の指導なさっているとのこと。
長い方ですと患者様お一人に1時間もかけて・・と書いてありました。 まだまだ臨床例は少なく・・とおっしゃっていますが、着実に効果を上げていらっしゃるようです。

添えられていたお手紙には、「私が眼輪筋の弱さとその回復の方法を考え出す元になったのは立石かずこ様の『フェイスストレッチング』の本を書店で見つけて読み始めたことです」 と書かれてあり、本の中にもちらりと立石の名前を出してくださっています。
歯科、耳鼻咽喉科の先生方のご活用はいろいろ伺ってきたのですが、眼科関係の詳しいお話を伺うのは初めてだったので、このような治療のきっかけになったことをなんだかとても嬉しく感じたことでした。

石川先生のご努力が一般的にも認められ、治療法として定着していってくれることを心から祈っております。先生の大勢のファンの方もそれを願っていらっしゃることでしょう。

 編集後記にも載っておりましたが、真夏の干潟で何時間もトントンミー(ミナミトビハゼ)の瞬きを撮影し続けるという社会的地位を持ったお医者様の姿を思い浮かべてみてください。ご本に載っている立派なお顔写真とトントンミーのにらめっこを想像しても、なんだか「ウフフ・・」と密かに楽しくなってしまいます。

講座などでも「目の周りの筋肉はそれぞれ小さくて力がなく複雑ですので、エクササイズも面倒ですが、だからこそしっかりやってくださいね」と申し上げておりますが、これをきっかけに改めて毎日の生活に取り入れて行きましょうね、お互いに。
(2012.9.10)

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先日も「笑顔セミナー」のご依頼を頂き、楽しくレッスンをしてまいりました。 「笑顔」「スマイル」は現代社会のキーワードになっております。
「コミュニケーションの最大のツール」とも言われ、ご依頼頂くセミナーの目的もほぼこのあたりに絞られますので、皆様も「わかっているわよ」とおっしゃるかと思いますので、今回は少々異なった観点から笑顔の効用を拾ってみたいと思います。

★笑顔には免疫力・自然治癒力を高める働きがある★
スウェーデンの老年学・臨床心理学の研究で有名な方が次のようなことを言っております。「スーパーで買い物をしていて疲れたり、足が痛み出したりしたら、ハンカチを顔に当ててくしゃみが出そうなふりをしながら、顔中の筋肉を使って笑った時と同じような表情を15分ぐらい続けるのです。すると、あら不思議、痛みや疲れは自然に収まってしまいます」
「身振りや表情などで意思を伝えるボディーランゲージが痴呆の進行を遅らせる」という研究発表もしている方です。
年齢が高くなるほど笑顔は必要なのですねー。

★脳も活性化★
以前NHKの「プロフェッショナル」という番組が有り、そこで下記のような実験が取り上げられていました。
脳が活性化すると赤い表示が出る電気器具を頭につけて実験
:笑顔が作れない状況を作って面白ビデオを1,2分見る
:同じビデオを笑いながら見る
笑いながら見たほうが赤い表示が出る 前頭葉が活性化されている証拠
:面白いことがなくても無理に笑顔を作ってみると、これも赤い表示がでる
おおいに笑顔を作って脳の働きを活発にしましょう!

★笑顔は他の表現にも影響★
暗い顔で明るい声は出せない  明るい顔で暗い声も無理です
頬が上がっていると余裕のある声が出せるのは皆様経験済みですね?

★人は目の前に見ているものを真似る習性★
笑顔で話をすると相手の方も笑顔で応えてくれる
素敵な笑顔のお母さんに育てられたお子さんはきっと良い笑顔でしょうね

笑顔についてはまだまだ話題はあるのですが、様々な効用のある素敵な笑顔をぜひマスターしてください。
頬の筋肉をしっかり使った練習は、もちろん好感度アップにも、頬のリフトアップにも効果があります!
様々な方面から笑顔レッスンのご依頼が来るのも、笑顔の重要性をしっかりと認識して頂いているからですよね。

このように笑顔が重要視される昨今ではありますが、新聞やテレビのニュースなどを見ましても、とても笑顔では見られない情報があまりにも多いです。
先日も孫達の運動会に行ってきたのですが、このような光景をいつものんびりと楽しく眺められる世の中であってほしいと願わずにはいられませんでした。
大型の台風17号が関東地方にも午後からやってくるという予報の落ち着かない日でしたが、自然現象の思いやりで少し到着が遅れ、無事に全種目を行うことができました。アリガトウ!
(2012.10.10)

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私も登録している日本顔学会では『顔』を様々な角度から捉えて、楽しく勉強しよう、とセミナーや大会が開催されています。
しばらく出席する機会がなかったのですが、今回フォーラム顔学2012が東京電機大学千住キャンパスで開催され、少しの時間でしたが覗いてきました。

立石が目指したのは2日目のポスター発表の会場です。
大きな会場の中に20枚のパネルが設置され、様々なテーマのポスターが貼られていました。今回の新しい試みと言うようなことでしたが、開催時間中、各パネルの前で担当者が研究成果を説明してくださるのです。

全部のテーマは書ききれませんが「混合比を変えた2人の平均顔の認知実験」「美術科における自画像の指導と自己意識」「コミュニケーションにおける思案表情・困惑表情の認識」・・など等、興味深いテーマが並んでいました。
時間とともに会場に集まり、あちらこちら移動しながら興味のある説明を聞いて回っているメンバーは学生さん、研究者とみえる方々? 私のようなおばさん連はほんの2,3人のように見えました。

立石が興味を持ったテーマの一つが「採用面接における受験者の表情の印象」でした。
就活準備が叫ばれている昨今、私どもも事前指導に関わることが多いですので、講師たちへの話題の提供のためにも必要ではないかと思ったからです。
あまり学術的研究という印象を与えないタイトルだった為か、パネル前にお集まりの方は少なかったのですが、それだけに解説者の方といろいろお話をすることが出来ました。

実験は顔画像と面接場面を想定した質問文及び回答文を使って行われたとのこと。
様々な顔画像は面接の受験者、参加した実験者は面接官という設定で実験。
大学院生 男女36名が実験に参加し、項目ごとの評価用紙に記入。
その結果が「受験者に対する総合評価の平均値」としてこのようなグラフに作成されていたのですが、面白かったのは受験者(画像)の性別によって評価が異なったことがグラフに示されていたのです。(学会誌掲載資料より添付)
男性の場合は無表情・笑顔・緊張に対する評価が同じくらいの効果であったのに対して、 女性の場合は、三つの項目のあいだに有意差が見られ、1笑顔 2無表情 3緊張の順に効果が見られたようです。
女性の場合、緊張感を抑えて、少なくとも無表情か、できれば笑顔で面接官に接することが有利だということがグラフに現れていました。
普段の生活の中でも女性の笑顔は相手の気持ちを和ませますものね。

いつの場合にも笑顔はコミュニケーションの最大のツールとして誰もが実感しているのです。 採用面接の場でも、無理な作り笑いでなく、自然な笑顔で気持ちを表現できるようにこれからもご指導申し上げましょう。

でも、このグラフを見ていると、「日本の男性は顔にあまり表さない」ということが、このような若い方々の間でも無意識のうちに認められているのかな?と、思ったことでした。
(2012.11.10)